前回の記事では、チャート分析ツールである「トレーディングビュー(TradingView)」を活用して、株価予想の精度を高める方法をご紹介しました。
トレーディングビューでは、企業の株価チャートに業績や財務データ、さらには経済指標を重ねて表示できるため、株価が上がる理由を読み解くことができます。
株価が動く理由を特定できれば、企業分析のプロセスをかなり効率化できます。
今回はトレーディングビュー上で株価チャートに業績・財務データを表示させる手順を具体的に解説していきます!
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目次
株価チャートに業績データを表示させるステップ
ここからはトレーディングビューで株価チャートに業績データを表示させる方法をステップごとに解説していきます。
業績データを表示するには会員登録が必要です。まずは無料で登録しておきましょう。
すでに登録済みの方は、ステップ2から進めてください!
ステップ1:まずはウェブサイトから会員登録
まずはトレーディングビューのウェブサイトにアクセスして、画面右上にある「登録」ボタンをクリックします。

Gmailをお持ちであれば、パスワードの設定を省略できるので、おすすめです。
Gmail以外のメールアドレスで登録する場合、英数字と特殊文字(!、$など)を組み合わせた13文字以上のパスワードを設定してください。

ステップ2:検索バーから会社を検索
会員登録ができたら、トップページの最上部にある検索バーから会社名を検索します。
今回は化粧品メーカーの「コーセー」を検索してみましょう。

「コーセー」と入力すると、すぐ下に会社名の候補が複数表示されます。
「4922 コーセー」の右側にマウスポインタ―を持っていくと「チャートを開く」ボタンが表示されるので、クリックします。

ステップ3:業績データを株価チャートに挿入
株価チャートが表示されたら、次は会社の業績や財務データを重ねて表示しましょう。
画面上部の「インジケーター」をクリックします。

「インジケーター、指標、ストラテジー」画面が表示されるので、左側の「ファンダメンタル」をクリックし、表示させたいデータの種類を選択します。

その後、表示させたい業績データの右側にマウスポインタ―を持っていくと、データの期間が表示されますので、クリックすると、株価チャートの下部にデータが表示されます。
ここでは会社の本業の利益を示す「営業利益」(年間データ)を選んでみましょう。

「年間」では決算期1年間のデータ、「四半期」では四半期ごとのデータ、「直近12ヶ月」では四半期データの12か月平均をとったデータが、株価チャートの下側に表示されます。

ステップ4:株価チャートに業績データを重ねる
株価チャートの下側に表示された業績・財務データの名前にマウスポインターを重ねると、4つのメニューアイコンが表示されます。

一番右に表示された「···」をクリックすると、以下のメニューが表示されます。
「移動」から「上の既存ペインへ」をクリックします。

株価チャートに営業利益のデータを挿入することができました!
これを見ると、コーセーの株価が「営業利益」と一緒に動いていることが分かります。

比較のために、以下はコーセーの株価チャートに売上高の推移を重ねた画面です。
これを見ると、コーセーの株価と売上高は連動しておらず、株価を占うには利益水準の見通しを深掘りする必要があるとすぐに理解することができます。

株価が上がる理由を特定できる他社にはない機能
トレーディングビューでは株価チャートと売上高などの業績データと比較できるだけでなく、株価と財務データと比較できます。
この機能を使えば、財務体質の変化と株価の関係を簡単に追うことができます。
例えば、以下は日産自動車(7201)の株価と純負債(負債-現預金)の推移を比較したものです。
日産自動車の順負債は増加しており、業績不振に加え、財務面での懸念も株価を押し下げている可能性がうかがえます。
この場合は業績のみを分析するのではなく、財務面からの分析も必要だとわかるでしょう。

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【TradingView】
トレーディングビューは無料版でも使えるツールですが、多くの機能に制限がかかっています。
私が特にトレーディングビューの有料版をおすすめする理由はより長期の財務データにアクセスできるためです。
無料版の場合は過去7年間の業績・財務データを参照できますが、有料版の場合は過去20年間のデータを参照できるため、株価ドライバーの理解をより深めることができます。
2008年にはリーマンショックを引き金に、多くの企業の業績が悪化しました。当時の業績が株価に与えた影響もすぐに確認できるのは、不透明性が高まっている今だからこそ活かせる有益なデータでしょう。
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