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無料最強ツール「貿易統計」で業績を先取りする

2025年3月1日

コンちゃん
コンちゃん
  • 業績予想の確度を高めるにはどうすればいい?
  • プロのアナリストはどんなツールを活用しているの?

株投資で成功するためには、業績予想の確度を高めることが重要です。正確な予想をするために様々なツールを活用べきですが、意外と知られていないのが「貿易統計」です。使い方次第で企業の成長や市場の変化を先取りできる最強のツール「貿易統計」の活用方法を解説します!

貿易統計とは

貿易統計とは、日本から輸出された、または日本に輸入されたものの金額や数量をまとめたデータで、財務省が毎月公表しています。貿易統計では国の貿易収支がわかることはもちろんですが、品目別や国別など細かく分類されたデータを月次で取得できるため、業界の市場動向や企業の売上トレンドを把握できる非常に強力なツールです。

貿易統計の優れた点は「速報性」。対象月の翌月中旬ごろにはデータが公表されるため、直近の四半期の決算内容について、決算が発表されるまでに大まかなトレンドを把握することができます。

貿易統計から得られる投資のヒント

ここからは貿易統計の活用方法を詳しく解説していきます。

輸出高から企業の売上動向を理解する

品目別の輸出高を見ると、その製品を海外で販売する企業の売上トレンドを把握できる場合があります。特にその品目の輸出高に占めるシェアが高い企業の売上を先取りできるケースが多いです。

また、企業レベルの売上を把握できない場合でも、例えば海外市場より輸出高の成長が強い場合、海外で日本製品の競争力が高まっているとわかるなど、市場環境の変化を読み解くことができます。

業績予想に役立つ例

ニュージーランドに中古車を輸出・販売するオプティマスグループの売上高は、日本からニュージーランドへの自動車輸出高と強い相関関係がありました。

輸出高と連結売上高の関係はオプティマスグループが2023年11月にオーストラリアの会社を買収したことで崩れましたが、買収の影響を除いた売上との相関関係は続いており、業績予想を組み立てるうえで大いに役立つでしょう。

オプティマスグループの売上高とニュージーランド向け自動車輸出高の推移
出典:財務省貿易統計

輸入高から国内市場トレンドを理解する

輸入高を見ると、国内の市場環境を分析することができます。ある製品の輸入高が増えていれば、海外メーカーがシェアを伸ばし、国内メーカーにとって脅威となっているかもしれないと理解できます。

市場成長を大幅に上回るペースで輸入高が伸びていれば国内メーカーのシェアが奪われている可能性があり、反対に市場成長を下回るペースで輸入高が伸びる、または減少していれば、国内メーカーにとってポジティブととらえられるでしょう。

市場分析の例

韓国アイドルの人気もあり、日本で韓国コスメの好調が続いています。韓国からの化粧品輸入高は2024年には前年比35%増加し、勢いが全く落ちていません。

国内化粧品メーカーは価格帯が異なる製品でシェアを守っていますが、国内メーカーにとって脅威となっていることがうかがえます。

韓国からの化粧品の輸入高
出典:財務省貿易統計

注意すべきこと

貿易統計を活用する際は必ず過去の輸出高/輸入高と売上のトレンドを比較し、統計が業績予想に活用できるか確認することが重要です。また、先ほどのオプティマスグループの例のように、買収が行われるなど、企業個別の要因で貿易統計から全く異なる業績が発表されることもあります。

また輸出高は品目ごとに割り振られた「HSコード」を元に検索しますが、品目分類によっては幅広いカテゴリーを含む場合があり、参考にならないことがあります。これらを回避するためにも過去のデータを確認し、また特殊要因により大きく外れてしまうこともあり得ることを念頭に使うべきツールです。

まとめ:貿易統計で先を読む

貿易統計は企業の業績予想の確度向上や市場動向の把握に活用できることをご紹介しました。これだけのデータが無料で公開されているのに、これを使わないともったいない!速報性のある貿易統計を今後の投資戦略にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

コンちゃん
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