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大阪万博でまだ伸びる株を探せ!外食株7銘柄を紹介!

2025年2月26日

大阪万博

大阪・関西万博が2025年4月に開幕しますが、万博への関心が低下していたり、チケットの売上も芳しくないと一部では報道されています。しかし、2005年の愛知万博開催時には、チケットの売れ行きは後半にかけて伸び、最終的には当初目標を超過しました。今回の万博に対して期待が低いということは、裏を返せば伸びしろがある株がまだ残っているということかもしれません。

前回の記事では大阪万博の経済効果は開幕後に大きく、中でも運輸業や小売業が影響を受けるとの試算を紹介しました。本記事では大阪や近畿圏でレストランチェーンを積極展開する企業を紹介します。

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大阪万博に関連する外食株7銘柄

SRSホールディングス (8163)

SRSホールディングスは「和食さと」やなど和食を中心としたレストランチェーンを展開。関西の売上構成比は75%と他社より高い水準にあります。コロナの影響から脱し、業績は23年3月期から回復基調にあり、業績回復に伴い株価も伸長しています。

出典:会社資料/TradingView
時価総額PERROETSR
506億円33.7倍11.4%n/a
注: PERは会社計画、ROEとTSR(総還元性向)は実績
コンちゃん
コンちゃん

還元には消極的だけど、24年3月期には黒字転換したし、ネットキャッシュ比率は改善してるね!

フジオフードグループ本社 (2752)

「まいどおおきに食堂」や「串家物語」などの外食チェーンを全国に展開。店舗数では大阪が約32%、近畿圏(大阪、京都、兵庫、奈良)が46%を占めています。業績は足元で徐々に回復していますが、コロナ拡大前と比べて低水準にあり、株価は弱含みしています。

出典:会社資料/TradingView
時価総額PERROETSR
600億円92.4倍5.4%n/a
注: PERは会社計画、ROEとTSR(総還元性向)は実績
コンちゃん
コンちゃん

コロナ拡大にストップしていた株主還元は24年に再開!ネットキャッシュもプラスに転じて、財務体質は改善しているね。

王将フードサービス (9936)

関西を地盤に中華料理チェーン店の「餃子の王将」を展開。店舗数では大阪が22%、近畿圏が約4割を占めています。コロナ拡大でも大きな影響はなく、足元では売上成長と利益率改善がみられ、強い成長が続いています。

出典:会社資料/TradingView
時価総額PERROETSR
2,120億円21.5倍11.5%34.5%
注: PERは会社計画、ROEとTSR(総還元性向)は実績
コンちゃん
コンちゃん

ネットキャッシュ比率は20%と高く還元にも積極的だね!

くら寿司 (2695)

全国で回転すしチェーンの「くら寿司」を展開。海外にも進出。大阪の店舗数が国内の13%、近畿圏は2割強を占めています。売上は強く伸びているものの、原材料高による利益率が悪化で株価が低迷しており、利益率を改善させることができるかがカギとなるでしょう。

出典:会社資料/TradingView
時価総額PERROETSR
1,279億円36.1倍5.7%49.3%
注: PERは会社計画、ROEとTSR(総還元性向)は実績
コンちゃん
コンちゃん

利益率は2%程度と控えめだけど、ROEは改善。財務体質は改善してるね!

FOOD & LIFE COMPANIES (3563)

回転すしチェーンの「スシロー」を全国で展開。国内で最大のシェアを持ちます。スシローでは大阪の店舗が約8%、近畿圏は2割弱を占めています。2025年9月期の売上はコロナ前から2倍の水準で、競合のくら寿司を上回るペースで成長しています。

出典:会社資料/TradingView
時価総額PERROETSR
4,728億円30.7倍19.1%74.8%
注: PERは会社計画、ROEとTSR(総還元性向)は実績
コンちゃん
コンちゃん

今期は増収増益を計画。総還元性向は他社より高い印象だね!

コメダホールディングス (3543)

愛知県を中心に喫茶店チェーン「珈琲所 コメダ珈琲店」を展開。国内コメダ珈琲店のうち、大阪が約8%、近畿圏が約15%を占めています。フランチャイズ店の比率が9割と高く、営業利益率は飲食業では高水準の20%台を維持しています。

出典:会社資料/TradingView
時価総額PERROETSR
1,269億円19.7倍13.9%57.4%
注: PERは会社計画、ROEとTSR(総還元性向)は実績
コンちゃん
コンちゃん

営業利益率が他社より高く、今期は21%を計画。ネットキャッシュ比率の改善が還元を支えているね!

イートアンドホールディングス (2882)

「大阪王将」を運営。冷凍食品を中心とした食品事業と外食事業を展開。売上の4割を外食売上が占めていて、店舗数では近畿圏が31%を占めています。外食事業の利益率が全体の重石となっていて、同事業の改善が待たれます。

出典:会社資料/TradingView
時価総額PERROETSR
245億円28.8倍n/an/a
注: PERは会社計画、ROEとTSR(総還元性向)は実績
コンちゃん
コンちゃん

外食事業では今期は黒字転換を計画。財務面で強い懸念はないけど、なかなか改善もしてないね。

大阪万博の開幕後、閉幕後の効果に注目

大阪万博の経済効果が買い物や飲食を中心に小売業に影響があるとの試算のもと、近畿圏で積極展開する企業を紹介しました。万博への関心低下は株式市場の期待の低さが表れているかもしれませんが、裏を返せば伸びしろがある株がまだ残っているということかもしれません。開幕後、また閉幕後の効果にも注目です。

大阪万博関連株まとめ
コンちゃん
コンちゃん

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