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【ニッチトップ】人々の暮らしを技術で支えるナブテスコ

ニッチトップナブテスコアイキャッチ

ナブテスコ(6268)は独自のモーションコントロール技術(機械の動きを制御)で日本のモノづくりを様々な面で支えています。

本記事ではニッチトップ企業であるナブテスコの事業と技術を分かりやすく説明します!

※本記事は情報提供のみを目的としたものであり、特定の銘柄への投資の勧誘や売買の推奨を目的としたものではありません。

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ナブテスコの4つの事業

機械の動きをコントロールする技術で、様々な分野で圧倒的なシェアを持つナブテスコ。

製造現場や日々の暮らしに関連した4つの事業を展開しています。

4つの事業

  1. コンポーネントセグメント
  2. アクセシビリティセグメント
  3. トランスポートセグメント
  4. マニュファクチャリングセグメント
セグメント別売上構成比
出典:会社資料を元に作成

コンポーネントセグメント

コンポーネントセグメントでは「精密減速機」や「油圧機器」を取り扱っています。

セグメントの業績推移(億円)
出典:会社資料を元に作成

精密減速機

出典:ナブテスコグループ「統合報告書 2024年12月期」より抜粋

「精密減速機」は工場を自動化するための産業用ロボットの部品で、関節部分に使われています。

精密減速機はロボットや機械の動きを正確にコントロールするためのギアのこと。

精度が高く、耐久性も高いナブテスコの精密減速機は中大型の産業用ロボットの関節用で世界シェア60%を持つほど重要な部品なのです。

油圧機器

出典:ナブテスコグループ「統合報告書 2024年12月期」より抜粋

油圧機器はショベルなどの土木や建築工事で使用される建設機械を動かすために使われる部品です。

油圧機器はポンプで油を送り出し、その圧力を使ってショベルなどを動かす仕組みです。

てこの原理のように小さな力でも大きなものも動かせるのが特徴で、小型化・軽量化もできる点で建設機械に用いられています。

ナブテスコは油圧ショベル用の走行ユニットという、ショベルが前後に動くための部品で世界シェア25%を持ちます。

アクセシビリティセグメント

ナブテスコのアクセシビリティセグメントは売上の33%を占めます。

このセグメントで主に建物用の自動ドアや駅のプラットフォームのホームドアといった自動ドアを開閉する装置を製造しています。

ナブテスコは1956年に国産として初めて建物用自動ドアの開閉装置を開発しました。

現在では国内の建物用自動ドアで市場シェア60%を持ちます。

セグメントの業績推移(億円)
出典:会社資料を元に作成

トランスポートセグメント

鉄道車両や航空機に使われる部品を製造するトランスポートセグメントは売上の27%を占めます。

セグメントの業績推移(億円)
出典:会社資料を元に作成

鉄道車両機器

出典:ナブテスコグループ「統合報告書 2024年12月期」より抜粋

鉄道車向けには鉄道車両用ブレーキシステムや鉄道車両のドアの開閉装置を製造。

ブレーキシステムは国内シェア50%、ドア開閉装置は国内シェア60%を持ちます。

JR各社や民鉄各社といった鉄道会社や、川崎重工業や日立製作所といった鉄道車両メーカーを主要顧客としています。

航空機器

出典:ナブテスコグループ「統合報告書 2024年12月期」より抜粋

航空機向けではフライトコントロール・アクチュエーションシステムを製造しています。

機体を傾けたり水平を維持するための補助翼や、機体を上昇や下降させるための昇降舵を油圧でコントロールするシステムです。

飛行機の姿勢をコントロールし、安定した飛行を実現する役割を担っています。

国産機に占めるシェアは100%。航空機を製造する米ボーイングや、機体の一部を製造する川崎重工などの顧客がいます。

商用車用機器

出典:ナブテスコグループ「統合報告書 2024年12月期」より抜粋

大型トラックやバスにナブテスコの部品が使われています。

ナブテスコが国内65%のシェアを持つエアドライヤーとは、圧縮された空気中の水分や油分を取り除くための装置。

トラックやバスでは圧縮した空気を送りブレーキやサスペンションなどをコントロールしますが、システム内に水分や油分が入ってくるのを防ぐ役割を担います。

また75%のシェアを持つウェッジチャンバーは、空気圧によりブレーキをかける装置です。

舶用機器

出典:ナブテスコグループ「統合報告書 2024年12月期」より抜粋

船に関連する事業で、船のエンジンを遠隔で制御するシステムなどを製造しています。

舶用エンジン遠隔制御システムでは国内45%、世界40%のシェアを持ちます。

舶用機器はジャパンエンジンコーポレーションや川崎重工、マキタなどを顧客としています。

マニュファクチャリングセグメント

売上の5%を占めるマニュファクチャリングセグメントでは、レトルト食品をパッケージに詰める装置を製造しています。

ナブテスコの超高速自動充てん包装機は国内シェア85%を持っています。

食品だけでなく洗剤やペットフードなどにも対応しています。

味の素や丸大食品、P&G、花王、ライオンなど、幅広い分野の会社で利用されています。

セグメントの業績推移(億円)
出典:会社資料を元に作成

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