
- 配当を重視した投資にリスクはある?
- 手堅い運用をするために何を重視すればいいの?
高配当株への投資は安定したキャッシュフローを目指せる手段として魅力的ですが「配当が高い銘柄を買えばいい」と単純に考えると、思わぬ落とし穴にはまってしまうことも。
本記事では高い配当に潜む落とし穴を回避し、高配当投資で勝つための戦略を解説します。しっかりとした戦略を持ち、配当の力を最大限に生かしていきましょう!
目次
高配当株の2大リスク
高い配当を定期的にもらいながら資産を増やすには高配当に潜む2大リスクを重点的に分析し、対処することが必要です。

減配リスク
減配リスクとは、もらえる配当金が減ってしまうリスク。企業の業績が悪化してしまうと配当を減らすことがあります。減配となると株価にとってネガティブな要因で、高配当を目当てに多くの人が株を買っている場合、配当が減ってしまうと、株価も大きく下落してしまうこともあります。
株価下落リスク
定期的に配当をもらえていても、株価が下落してしまうと、元も子もありません。株価が下がらない企業を探して投資することが重要です。当たり前なことですが、高い配当に目がくらみ、企業の分析をおろそかにする人が多いのが現状です。PERといった他の指標も必ず確認するようにしましょう。

高い配当にまどわされず、必ず企業を分析することを心がけようね!
減配リスクへの対処
減配リスクを分析するには、(1) 配当を支払っている期間、(2) 配当の健全性、(3) 配当の方針、の3点を必ず確認しましょう。

配当を支払っている期間
配当を安定的に継続して支払っているかを確認します。支払っている期間が長く、増配を続けている企業は、投資家ときちんと向き合い、株価を意識した経営がされていることの表れと考えることができます。企業に対する配当への期待値も高く、減配することによる株価下落を避けるために、急に減配するリスクは低いと考えられます。
財務の健全性
配当を含む株主還元はお金がないと実施できません。会社の財務の健全性は良好か、健全性は悪化していないかを確認し、急に減配となるリスクがないことを分析します。
配当の方針
配当など株主還元についての考えを「配当政策」などとして公表している会社が増えています。明確な配当の方針はあるかどうか、また配当の方針を確認し、配当が急変することはなさそうかを考えましょう。

配当を重視した運用をするなら、配当の「質」と「安定性」が重要!3つのポイントを確認しよう!
株価下落リスクへの対処方法
株価下落リスクに対処するには、以下の2点を分析しましょう。
分析すべき点
- 企業に競争優位性があるか
- 配当利回りがサポートとなり得るか
企業に競争優位性があるか
一般的に配当はすぐに下げられないものと考えられていることから、会社は将来の成長に自信がないと積極的に配当を増やしません。配当は利益成長がないと継続できないことから、安定して継続的な成長を見込める会社、つまり競争優位性がある企業を見つけることがカギです。そのような企業は株式市場全体が弱い場合にも売られにくいことから、配当重視の戦略にふさわしい銘柄です。
競争優位性がある企業には以下のような特徴がありますが、要するに「他社を寄せ付けないような強い事業を築けているか」を分析することが大切です。
競争優位性がある企業の例
- 参入障壁が高い業界にいる
- 競合が少ない
- 市場シェアが高い
- 差別化された商品やサービスを展開
配当利回りによるサポート
高い配当を支払う企業は、配当利回りが株価の下限として意識されることがあります。
年間配当 ÷ 株価 = 配当利回り
配当利回りが3%後半から4%以上となると、配当利回りを下限として株価のサポートとして意識される印象です。配当利回りの過去の推移を確認し、サポートとなっているか確認するといいでしょう。
まとめ
高い配当は魅力的ですが、リスクを見落としてしまうと、配当収入以上に損してしまうことがあります。
配当重視の投資戦略のまとめ
- 減配リスク、株価下落リスクが少ない株に投資する
- 減配リスクが少ない株を見つけるには、配当の安定性や財務の健全性を確認する
- 株価下落リスクは強い事業を展開しているかを確認
配当を重視するときには利回りだけで判断せず、事業や財務体質を必ず分析し、投資判断をしましょう!

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